2009-07-16 07:16:16
あと963日目は上川隆也のキャラメルボックス退団の報を受けて
カテゴリタグ:
演劇談義
ニュース
知り合いの劇団の制作サポートで演劇系サイトをチェックしていた折、「上川隆也がキャラメルボックスを退団」というニュースタイトルが目に飛び込んできました。
先日、木村拓也主演の『MR.BRAIN』最終回でも、かなりオイシイ役どころで出演していましたね。
今年の秋には劇団★新感線プロデュース『蛮幽鬼(ばんゆうき)』で主演(共演:堺雅人/稲森いずみ他)と、TVでもチョイチョイ見かけ、舞台でも活躍の様子。
「まだキャラメルボックスに所属していたんだ」というのがボクの正直な感想です。
ちなみに、上川隆也って誰?という方は下記ページを参照して下さい。
→上川隆也インフォメーションサービス(Me&Herコーポレーション運営)
・
・
・
今回、上川隆也の退団が最初に発表されたのは、キャラメルボックスの2009サマーツアー『風を継ぐ者』のパンフレット上でのことだったようです。
ツアー初日、東京公演の開幕7月11日付で劇団の公式サイト状でも発表されていました。
→上川隆也退団のお知らせ
→加藤の今日:上川の退団が発表されました。[製作総指揮としてのお知らせ。]
ここ最近になって関連書籍で読んでいたこともあって、キャラメルボックスがプロ化に向けて本腰を入れ出した頃のエピソードだとか、NHKドラマ『大地の子』デビューの経緯と劇団でのその後といった話を思い返しながら、「上川隆也退団のお知らせ 」と「上川隆也からのご挨拶 」に目を通しました。
次に話したのは、加藤でした。それは大阪の沖縄料理屋。
彼は「何で早く言い出さなかったんだ」と笑いながら 大きな涙をポロポロ流し
それでも僕の勝手な背中を押してくれました。
(これ書いたら本人嫌がるだろなァ。苦笑)
「上川隆也からのご挨拶」に書かれている製作総指揮・加藤昌史氏とのやりとりに、ちょっぴりホロッとさせられ、あの規模にあって(劇団四季や宝塚に比べれば小さいですが)なんて仲間思いで熱い劇団なんだと感嘆せずにいられません。
★何かと縁がある『風を継ぐ者』『サンタクロースが歌ってくれた』
現在ツアー中の公演『風を継ぐ者 』は、ボクが唯一劇場に足を運んで観劇したキャラメルボックス作品なんです。
当時のボクは時代劇(というか殺陣)に関心を持っていたため、キャラメルボックスを生で観るいい機会と、新撰組を題材にするこの作品の1996年初演(シアターアプル)を観劇しました。
確かこの公演時では、『大地の子 』以降多忙を極めていた上川隆也が1年ぶりにキャラメルの舞台に帰ってきた、そんな触れ込みもあったように記憶しています。
そして2010年ラスト、上川隆也の客演が決定している『サンタクロースが歌ってくれた』は、BS放送を録画したビデオでボクが初めて観たキャラメルボックス作品であり、ボクが演劇に触れるきっかけを作ってくれた方から最初に借りた演劇ビデオに収められていた作品です。
今でこそ、舞台は生で観ないと面白さが伝わってこないと確信していますが、当時ビデオで観た1992年上演の『サンタクロースが歌ってくれた』はビデオでも充分に楽しめた作品でした。
演劇の世界から足を洗い、たまたま古本屋で見つけて手にした『キャラメルミラクル 』に始まったキャラメルボックス再考。
役者をしていた頃は気が付けば「キャラメルの芝居なんて」とアンチを気取っていたものでしたが、関連書籍を読み進めていくうち、ビジネス観点に立ち返って初めてキャラメルボックスの凄さを思い知った矢先の今回のニュース。
たまたまでしょうが、縁やタイミングに思うところあって、2010年の『サンタクロースが歌ってくれた』と、もう一作品くらい、今のキャラメルボックスの舞台(とスタッフワーク)を生で体感したいと考えています。
▼キャラメルボックス『風を継ぐ者』東京CM30秒
【関連リンク】
→あと1020日目は守本一夫「キャラメルミラクル」と演劇談義
→あと1012日目は神山典士「キャラメル・ばらーど」と演劇談義
→あと993日目は神山典士「生きること 演じること」と演劇談義
Amazon.co.jp ウィジェット
2009-07-16 01:33:06
あと964日目はナタリー・ポートマンが短編作品でフルヌードを披露していた件
カテゴリタグ:
ニュース
動画
今回のエントリーですが、怪しげなサイトへの誘導コピーのようなタイトルで申し訳ありません。
兼ねてよりマーベルが映画化を発表していた『The Mighty Thor(マイティ・ソー)』に関して、正式にナタリー・ポートマンの出演が発表されました。
ナタリー・ポートマンがケネス・ブラナー監督のアメコミ映画のヒロインに決定!
[シネマトゥデイ映画ニュース] ナタリー・ポートマンが、マーベルから刊行されている人気コミックを実写映画化する作品へ出演することが明らかになった。
ナタリーが、ケネス・ブラナーが監督することが決まっている映画版『マイティ・ソー』(原題)へ出演することが正式にマーベルから発表された。ナタリーが演じるのはジェーン・フォスターで、北欧神話の神トール(マイティ・ソー)であるソーが転生した人間ドナルド・ブレイクの同僚看護士だ。原作漫画では、ドナルドは自分が障害者であることからジェーンへの恋心を隠していたが、ソーに変身した彼は自信を取り戻し彼女に告白している。映画では、ジェーンは看護士ではなく、医者や科学者のような役どころに変更されるそうだ。また、ジェーンは映画のヒロインというだけでなく、神々が登場する『マイティ・ソー』の中で人間を代表する人物であり、映画を現実感のあるものにする重要な役柄になるとのこと。演技派のナタリーにぴったりな役どころであろう。
ナタリー・ポートマンのヌードについてはひとまず脇に置いておいて、まずは『マイティ・ソー』について。
★『マイティ・ソー』って、そもそもどんな作品なの?
マーベルコミックには多くのヒーローがいますが、『スパイダーマン』や『X-MEN』『アイアンマン』と比べるとネームバリューの劣る『マイティ・ソー』。
ボクも知らなかったので、この機会にストーリーを調べてみたのですが…
北欧の神トール(ソー)であった頃の記憶を消され、足に障害を持つ人間として生まれたドナルド・ブレイクは、やがて医者となる。ある時彼は、地球侵略を目論む土星人部隊の襲撃に巻き込まれたことで神であった頃の記憶を取り戻し、ヒーローとして地球を守ることを決意する。
…なんじゃこりゃ。
とにかく北欧神話をベースにしたヒーローコミックで、本国ではそこそこ人気のある古典作品なのだとか。
アメリカンコミックに詳しい知り合いに聞いたところ、昔『MARVEL VS. CAPCOM』という格闘ゲームがあって、そのゲームにマイティ・ソーが出てきたそうです。格闘ゲームファンの方、ご存知でしたか?
ナタリー・ポートマンは前述のニュースにある通り、本作のヒロインであるジェーン・フォスターという看護士を演じるのだそうで。
この看護士が後々アベンジャーズの主治医に転生するストーリーが存在するらしく、『アイアンマン』の続編や、映画化が決まっている『アベンジャーズ』にもナタリー・ポートマンが出演する可能性がありそうです。
『マイティ・ソー』の公開は2011年6月予定。
拾ってきたコミックのイラストを貼っておきます。
▼(左)マイティ・ソー表紙(右上段右手/下段)ジェーン・フォスター
★ナタリー・ポートマンがヌードを披露した短編作品について
さて、ウェス・アンダーソン監督の『ダージリン急行 』をご存知でしょうか?
ひとクセもふたクセもある登場人物と、人々の心の交流をウィットに描くことでファンの多いウェス・アンダーソン作品。『ダージリン急行』も、しばらく疎遠にしていた三兄弟が父の死をきっかけに一緒にインド旅行に出かけるという内容です。
ナタリー・ポートマンはというと、『ダージリン急行』本編でもカメオ出演していますが、DVDにも収録されている約13分の短編作品『ホテル・シュヴァリエ』で惜しげもなく華奢なヌードを披露しています。
ボクは映画本編を映画館で観れずにいたのですが、この短編は日本公開時にも『ダージリン急行』本編の前にしっかりと上映されていたのだとか。当時iTunesでもダウンロードできたそうです。
(そういえば彼女がストリッパーを演じた『クローサー 』も未見でした)
『ホテル・シュヴァリエ』は『ダージリン急行』の序章的作品で、ジェイソン・シュワルツマン演じる三兄弟の三男ジャックと元恋人の思い出として描かれています。
熱心なウェス・アンダーソンファン、またはナタリー・ポートマンのファンの方々にとっては“何を今頃”なネタですが、Google動画に前半をカットしたものが投稿されていましたので未見の方はどうぞ。
※YouTubeの投稿は後半が削除されていました
▼Hotel Chevalier
→『ホテル・シュヴァリエ』公式サイト(英語)
→『ダージリン急行』公式サイト
日本語字幕が付いたもので観たいという方は、『ダージリン急行』のDVDをレンタルするか購入されて、本編の前に鑑賞されることをオススメします。
Amazon.co.jp ウィジェット
2009-07-14 07:50:24
あと966日目は「プロジェクト・グリーンライト」出世頭の新作ホラー
カテゴリタグ:
ニュース
ステキサイト
動画
★「プロジェクト・グリーンライト」の明暗
マット・デイモンとベン・アフレックの『グッド・ウィル・ハンティング 』仲良しコンビが製作・運営するオンライン脚本コンテスト、「プロジェクト・グリーンライト」をご存知でしょうか?
記念すべき第1回グランプリは、2002年に日本でも公開された『夏休みのレモネード 』。
第2回グランプリ『ザ・バトル・オブ・シェイカー・ハイツ』 は日本未公開。
結局「プロジェクト・グリーンライト」は第3回で幕を閉じることになるのですが、プロジェクトの有終の美を飾った第3回グランプリの覇者が、現在のホラームービー業界で第一線級の活躍を続けています。
第3回グランプリは『フィースト 』というモンスターパニックムービー。
マット・デイモンとベン・アフレックに加えて、ホラー映画の名匠ウェス・クレイヴンがプロデュースに参加した本作は、全米や世界各地でスマッシュヒットし日本でも2005年に公開されました。
シリーズ作『2』『3』はちょうど今(2009年6月~7月にかけて)日本公開中ですね。
→『フィースト2/怪物復活&フィースト3/最終決戦』公式サイト
ボクは第1作しか観ていないのですが、クエンティン・タランティーノがホラー映画へのオマージュにコメディ要素をたっぷり加えて書き上げた脚本をロバート・ロドリゲスが監督したような逸品で、あれほど笑えるホラー映画はありませんでした(タランティーノ×ロドリゲスの『プラネット・テラー 』が大人しく思える)。
で、その『フィースト』シリーズの脚本家で、「プロジェクト・グリーンライト」一番の出世頭というのがパトリック・メルトンとマーカス・ダンスタンのコンビ。
この名前にピンと来た方もいるかと思いますが、『ザ・フィースト』で評価され『ソウ4』『ソウ5』の脚本家として抜擢、今秋公開予定の『ソウ6』にも脚本家としてクレジットされています。
★『ザ・フィースト』コンビによるサスペンスホラーが公開!
前置きが長くなりましたが、パトリック・メルトンとマーカス・ダンスタン共同脚本で、マーカス・ダンスタンが初めてメガホンを採った『THE COLLECTOR』について。
エンタメポータルサイト「IGN.com 」で作品情報と予告編を見つけました。
盗みを働こうと男がある屋敷に侵入したところ、突如マスク姿の猟奇的な大男に襲われ、拘束された女性に助けを乞われることに……予告編の映像を見る限りはスタンダードな猟奇ホラーものに映りますが、そこは『ザ・フィースト』コンビの脚本だけに一筋縄ではいかない筈。
公式サイトが面白く、映像の断片がスクリーンいっぱいに交錯してタイトルが表示されるのが延々と繰り返されるだけ。他に情報らしきものは、「JULY 31」という日付と、アクセスした日から7月31日までの日数を表す数字のみしかなく、7月31日にサイトに何か変化があるのかもと期待が膨らみます。
→『THE COLLECTOR』公式サイト
DVDスルーされることなく、日本でも公開されることを願います。
2009-07-10 05:07:11
あと968日目はホッキョクグマ・クヌートの報道に触れて
カテゴリタグ:
ニュース
動画
ビジネス
クヌート裁判、ベルリン動物園が5500万円の支払いで合意
【7月9日 AFP】独ベルリン動物園(Berlin Zoo)は8日、2007年に世界中のメディアでセンセーションを巻き起こしたホッキョクグマ「クヌート(Knut)」をめぐる裁判で、ノイミュンスター動物園(Animal Park Neumuenster)に対し、43万ユーロ(約5500万円)を支払うことで合意したと発表した。
母親の育児放棄により人口飼育されたクヌートは、人びとの同情をあつめ、世界中で大人気となった。飼育を行っていたベルリン動物園は、クヌート人気のおかげで、入園料収入や関連商品など数百万ユーロの収入をあげた。
これに対し、クヌートの父親「ラース(Lars)」を同動物園に貸し出したノイミュンスター動物園は、クヌート人気で得た利益の配分を求める訴えを起こした。ノイミュンスター動物園はクヌートの所有権も主張している。
ベルリン動物園は、「ホッキョクグマの相場」である35万ユーロ(約4500万円)の支払いを提示したが、ノイミュンスター動物園側は、50万ユーロ(約6500万円)の支払いを求めていた。
ベルリン動物園のホッキョクグマ・クヌートの物語が、この7月に日本で公開されます。
いよいよ公開を間近に控えていた矢先の今回の報道(実はプロモーション?)。
思わぬ経済効果を生み出してしまったことで、動物園間のお金をめぐる攻防に転じてしまったのは非常に悲しい出来事です。
種付けにあたってのレンタル料もバカにならないはずですが、そのレンタル料に関係なくベルリン動物園は素直に支払いに応じてしまうのですね。
まあ、クヌート特需でかなり収益アップしたようですので、今後のことを考えて動物園間の関係を悪化させたくない、という心情が働いてのことなのかと想像します。
動物園間のホッキョクグマのやりとりでは、札幌の円山動物園から釧路市動物園に婿入りに来たツヨシが実はメスだと判明。その後、父親であるデナリが代わりに借り出されたという国内ニュースも記憶に新しいところではないかと思います。
→釧路市動物園>ホッキョクグマ
動物園経営には何かとお金がかかる厳しい現実があり、例えば旭山動物園はその難局を発想で乗り切った好例でした。
旭山動物園の物語については、今年はじめにマキノ雅彦監督(津川雅彦)の手で『旭山動物園物語/ペンギンが空をとぶ 』として映画公開されましたね。
実は日本で初めてホッキョクグマの人工繁殖に成功したのは旭山動物園なのだそうです。
★ドキュメンタリー映画「クヌート」
【映画の背景】 (公式サイト から抜粋)
2006年12月にドイツ・ベルリン動物園で誕生。
生まれて間もなく母クマの育児放棄から、世界でも例の少ない人工哺育されたホッキョクグマ・クヌート。
一緒に生まれた双子の兄弟は残念ながら生後4日目に死亡するが、動物園の飼育係や獣医らに命を救われたクヌートは順調に成長し、その愛くるしい姿が一般公開されると、ひと目その姿を見ようと動物園には多くの人びとが連日押し寄せる大騒動となった。
連日クヌートの成長がニュースとして発信され、クヌート人気はドイツのみならず世界中に広まった。
クヌート効果で動物園の年間来場者数は倍増し、ついにはアメリカの雑誌「Vanity Fair」誌の表紙を飾る(撮影は世界的有名な写真家アニー・リーボヴィッツ)までに。
映画『クヌート』は、2007年にはドイツの環境大使に任命されたというベルリン動物園の人気スターの成長記録を存分に堪能できるドキュメンタリー作品となっています。
絶滅危惧種であるホッキョクグマの生態を捕らえた映画というと、昨年公開された『アース 』を思い出しますが、ここ数年人気のネイチャー映画とは一線を画し、『クヌート』は記録映画として動物園業界でも貴重な参考資料となるのだそうです。
育ての親となった飼育員のトーマス・デルフライン氏は、昨年心筋梗塞で急死されました。
それもまた、結果として本作の感動を深くする出来事となっています。
★クヌート論争とは?
今回報じられた裁判沙汰だけでなく、映画でも語られている大きな問題が「人工哺育」について。
「人工哺育という手法はホッキョクグマの種のあり方にふさわしくないため、クヌートを薬物で安楽死させるべき」という主張がドイツの週刊誌などでしばしば取り沙汰されていたのだそうです。
その発言主として槍玉に上がったのが、フランク・アルブレヒトという動物愛護活動家と、アーヘン動物園の園長。
この論争がドイツだけでなく世界中のメディアに取り上げられ、その結果、発言主とされた二人のもとに脅迫状が殺到する事件に発展したのだそうです。
最終的には、ライプチヒ動物園で起きたナマケグマの安楽死事件に端を発した発言が歪曲された誤認報道だったことが判明して一件落着となりました。
とは言え、宗教観や国民性の違いなどで、人口哺育に対する反対の声は海外では根強いのだとか。
▼クヌート(原題:Knut und Seine Freunde) 予告編
日本版映画予告編は公式サイト でチェックできます。
また、ベルリン動物園が運営する公式ブログ(独語) では、大きくなった現在のクヌートの様子を動画で観ることができます。
Amazon.co.jp ウィジェット
2009-07-08 11:47:12
あと969日目を前にして、パリス・ジャクソン涙のスピーチと、ジェニファー・ハドソンの健気な歌声に感動
カテゴリタグ:
動画
ニュース
音楽
7月7日にロサンゼルスのステープルズセンターで盛大に行われたマイケル・ジャクソン追悼式ですが、日本からタイムリーにネット中継をご覧になった方はどのくらいいるのでしょうか?
先だってもこの追悼イベントの無料チケット争奪にあたって、申し込みサイトが5億PVでダウンした1時間半で5億クリックされてネットワークが遅くなっている(7/8 19:50修正)だとか、オークションサイトでのチケット取り扱い禁止がニュースになっていました。
追悼イベントの映像を既に観たという日本人の多くは、今朝のワイドショーやニュースサイトを通じて、という方々でしょうか?
★マイケル・ジャクソンの娘、パリスの涙のスピーチ
いくつかのニュースサイト、エンタメサイトでも報じられていますが、マイケル・ジャクソンの娘パリス・ジャクソンのスピーチが多くの涙を誘いました。
スピーチ後、ジャネット・ジャクソンに寄り添うシーンはさすがにウルッときます。
▼パリス・ジャクソン涙のスピーチ
★多くの著名人が追悼の歌やコメントを披露
スティービー・ワンダーは、マイケル・ジャクソンの遺体が収まった黄金の棺を前に、この日のために作ったという鎮魂歌を披露していました。
他にもマライア・キャリーやライオネル・リッチーといったシンガーだけでなく、様々な著名人が歌やコメントを披露したようです。
▼ライオネル・リッチー“Jesus is love”on MJ's Memorial
▼“We are the world”on MJ's Memorial
★ジェニファー・ハドソンの健気な歌声に感心
映画業界からは、肝っ玉母さんクイーン・ラティファや元恋人のブルック・シールズもステージに立ちました。
ブルック・シールズはステージ上で泣き崩れていましたね。
また、『ドリーム・ガールズ』で注目を集めたジェニファー・ハドソンも、イベント冒頭の流れで相変わらずの素敵な歌声を披露していました。
▼ジェニファー・ハドソン“WILL YOU BE THERE / HOLD ME”on MJ's Memorial
マイケル・ジャクソンへのリスペクトあっての参加なのでしょうが、ジェニファー・ハドソン自身、昨年10月に母と兄と甥が殺されたこともあって、悲しみの癒えない中でマイケル・ジャクソンに歌声を捧げています。
しかも妊娠8ヶ月目でしたか、身重のカラダなんですよね。
〔シネマトゥデイ〕ジェニファー・ハドソンの母親射殺犯を拘束!容疑者は7歳のおいっ子の父親
今年2月のスーパーボウル・スタジアムでも事件後初の歌声を披露していましたが、今回の映像を観て、彼女のショーマンとしての芯の強さを改めて感じました。
Amazon.co.jp ウィジェット
【関連エントリー】
→あと970日目は苫米地英人の脳科学と自称マイケル・ジャクソンの共通項
→あと971日目はリアル“自称マイケル・ジャクソン”の人生
→あと973日目は“自称マイケル・ジャクソン”の孤独と悲哀の物語
→あと975日目はマイケル・ジャクソン6月23日のリハーサル映像
→あと980日目はマイケル・ジャクソン最後のリハーサル写真
2009-07-08 09:20:30
あと970日目は苫米地英人の脳科学と自称マイケル・ジャクソンの共通項
カテゴリタグ:
ニュース
動画
ビジネス
本日のエントリーを書くきっかけになったのは、『あと971日目はリアル“自称マイケル・ジャクソン”の人生 』で紹介した“自称マイケル・ジャクソン”ジェイソン・ジャクソン氏のニュース。
彼のニュースと生き様に触れた際、最近TV・ラジオでも話題の人物、苫米地英人氏の脳科学理論を思い返した。
★苫米地英人の“脳を味方につける生き方”
脳科学がクローズアップされた木村拓也主演のドラマ『MR.BRAIN』がヒットしたり、“洗脳術”が自己啓発やビジネスにも役立つと、脳に関する話題が何かと多い昨今。
書店の平積みやサイトの書籍ランキングで、苫米地氏の前著『一瞬で相手をオトす洗脳術 』を目にされた方も多いのではないでしょうか?
ボクが苫米地氏を知ったのはラジオでのこと。
最近FMラジオをつけっぱなしでPCに向かうことが多いのですが、6月の下旬頃だったか、よく聴く夜のラジオ番組にゲストとして出演されていました。
苫米地氏がラジオで語っていたことを要約すると、「思い込みが人生を変える。夢を叶えたいのであれば、既に叶えている自分になりきって行動することが大事。脳をだますことで行動指針や人生観が変わり、結果としてなりたい自分を実現する」 といった内容。
ラジオで例に挙げていたのが、例えば金持ちになりたいと思ったら、サイフの中身が空っぽでも自分が身に着けたい高価なブランド品を買いにいき、購入の際に空っぽのサイフをみて「盗まれた!」と本気で騒げ……と。
まあ極端な例えなのでしょうが、現実の自分を疑うことから脳はいずれ夢とのギャップを埋め始め、夢を現実に変えるための“行動認識”が備わってくる。
そんなことを語っていたように記憶しています。
おそらく話の8割方が近著『脳を味方につける生き方 』の紹介だったのでしょうが、なるほど確かにそうだよなと肯ける論旨。
万人向けではないでしょうし簡単にはいかないと思いますが、“カタチから入る”だけでなく自分の脳すらだます強烈な思い込みと行動力が大切なんだ、と個人的に理解しました。
ふた言目には穏やかな口調で「アハ体験」ばかり語る茂木健一郎氏に比べると、風貌や言動からややもエキセントリックで胡散臭い印象を与える苫米地氏ですが、この方は計算言語学者・計算機科学者・離散数理学者・認知心理学者といった様々な肩書きを持ち、角川春樹事務所の顧問も務める他、公安当局の信頼も厚くオウム真理教徒の脱洗脳にも活躍された方なのだとか。
第3回小松左京賞受賞作のSF小説を映画した『神様のパズル 』の監修もしています。
今年は特に著作の刊行が多い方ですね。
▼苫米地氏、大統領選の洗脳術を語る
▼苫米地氏の「女性がバストアップする着信音」が米メディアで紹介
・
・
・
前述の“自称マイケル・ジャクソン”ジェイソン・ジャクソン氏もまた、“カタチから入る”パターンの典型ですよね。
強い思い込みが人生を変える、という点で参考にしたいニュースでした。
Amazon.co.jp ウィジェット
【関連エントリー】
→あと969日目を前にして、パリス・ジャクソン涙のスピーチと、ジェニファー・ハドソンの健気な歌声に感動
→あと971日目はリアル“自称マイケル・ジャクソン”の人生
→あと973日目は“自称マイケル・ジャクソン”の孤独と悲哀の物語
→あと975日目はマイケル・ジャクソン6月23日のリハーサル映像
→あと980日目はマイケル・ジャクソン最後のリハーサル写真
2009-07-08 09:05:45
あと971日目はリアル“自称マイケル・ジャクソン”の人生
カテゴリタグ:
ニュース
動画
音楽
先日、“自称マイケル・ジャクソン”と“自称マリリン・モンロー”の出会いと苦悩を描いた、ハーモニー・コリン監督の映画『ミスター・ロンリー』についてエントリー を書きましたが、今回は実在の“自称マイケル・ジャクソン”、ジェイソン・ジャクソンというオーストラリアのそっくりさんタレントの話。
マイケル死去で仕事が急増、オーストラリアのそっくりさん
【7月7日 AFP】豪シドニー(Sydney)に住む、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんの物まねをするジェイソン・ジャクソン(Jason Jackson)さん(35)。「キング・オブ・ポップ」の死を悼んでいるのかもしれないが、仕事は、マイケルさんの死後、急増している。
ジェイソンさんは、ネバーランド(Neverland)の動物園へのオマージュとしてトラ、サイ、ゾウなどの像を作り、シドニーの自宅を「ミニ・ネバーランド」にしてしまった。マイケルさんの死後、仕事の予約が激増し、電話は鳴りっぱなしだという。
「マイケルが亡くなる前は、予約は50-70%だったけど、今は200%だよ」
4日に行われた追悼コンサートでムーンウォークを披露したジェイソンさんは今や大人気で、ラスベガス(Las Vegas)から北京(Beijing)まで多くのイベント関係者が電話をかけてくるという。
「マイケルの死を聞いたときは、とてもショックだった。信じたくなかった。私に求められているのは仕事だけど、私はマイケルの死を悼みたいんだ」
■マイケルは「第2の父」
ジェイソンさんは子どものころ、骨肉腫の治療のため病院に向かっていた車の中でマイケルさんの「今夜はドント・ストップ(Don't Stop 'Til You Get Enough)」を聞いた。このときからマイケルさんに魅了され、その足の動きを学び、歌や踊りを独学で練習した。10歳の頃には、結婚式やナイトクラブ、会社のイベントなどで物まねをするようになった。
「マイケルの『ビリー・ジーン(Billie Jean)』を見て、彼のようになりたいと思い、練習を始めた。強い情熱があって、何もないところからこのショーを作り上げた。マイケルは私に、それを可能にする強さをくれたんだ」
さらにマイケルさんを「第2の父」と慕うジェイソンさんは、18歳でJason Zamprognoからジェイソン・ジャクソンへと名前を変えた。マイケルさんのおかげで病気も治ったという。
ジェイソンさんは、シドニーの有名な会場を含む様々な場所で自分のショー「マイケル・ジャクソン・ダンス・スペクタキュラー(Michael Jackson Dance Spectacular」の公演を行っている。そして、今後さらに人気が出ると信じている。
物まねが異様なほどに似ているところが売りだが、ジェイソンさんが一番重視するのはマイケルさんのスピリットだ。
「私はマイケルではないが、私を見る人はマイケルと同じだと思ってくれる。だから、マイケルのパフォーマンスを人に見せることができて幸せなんだ」
「世界最大のアーティストをたたえることができて、とても幸せだし光栄だよ」(c)AFP/Amy Coopes
★心からのリスペクトと物マネが奇跡を起こす
彼を紹介する映像を見つけたので、是非ご覧ください。
ニュースで紹介された“ミニ・ネバーランド”の様子や、全盛期のマイケル・ジャクソンを髣髴とさせる切れのあるダンスやムーンウォークを見ることができます。
いかがでしょうか?
彼の場合、似せようという努力は窺えるものの、顔はマイケル・ジャクソンとあまり似ていません。
動画をご覧になった方の多くがそう感じることでしょう。
でも今回着目して欲しいのは、マイケル・ジャクソン歴25年という彼の、ミニ・ネバーランドを含むちょびリッチな邸宅と、幼少期からの持病だった骨肉腫を治してしまったという奇跡。
マイケル・ジャクソンへの憧れがリスペクトに変わり、少しでも彼に近づこうとダンスばかりでなく生活スタイルや精神を真似る。結果として、顔は似ていないのにモノマネタレントとして生計を立てるまでになって、難病すらも克服してしまったことに、ただただ感服するのみです。
余計なお世話でしょうが、映画『ミスター・ロンリー 』の主人公のように自らを見失うことなく、ジェイソン・ジャクソン氏にはマイケル・ジャクソンの死を乗り越えて、人生の成功をつかんで欲しいと願っています。
【追記】
彼の成功に関連して、「苫米地英人の脳科学と自称マイケル・ジャクソンの共通項 」をエントリーしました。
【関連エントリー】
→あと969日目を前にして、パリス・ジャクソン涙のスピーチと、ジェニファー・ハドソンの健気な歌声に感動
→あと970日目は苫米地英人の脳科学と自称マイケル・ジャクソンの共通項
→あと973日目は“自称マイケル・ジャクソン”の孤独と悲哀の物語
→あと975日目はマイケル・ジャクソン6月23日のリハーサル映像
→あと980日目はマイケル・ジャクソン最後のリハーサル写真