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TEXTとSTORYに埋もれて::あと973日目は“自称マイケル・ジャクソン”の孤独と悲哀の物語
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MENURNDNEXT
2009-07-05 01:12:46
あと973日目は“自称マイケル・ジャクソン”の孤独と悲哀の物語
『ミスター・ロンリー』という映画をご存知でしょうか?

ミスター・ロンリー

マイケル・ジャクソンとして生きる男と、マリリン・モンローとして生きる女(サマンサ・モートン!)との日々を描いた作品で、2007年に日本でも短館上映されました。

『ミスター・ロンリー』公式サイト

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本作の監督、ハーモニー・コリンは1973年生まれ。
19歳のときに執筆した脚本(ラリー・クラーク監督『KIDS/キッズ』)で注目を浴び、22歳の時に『ガンモ』で映画監督デビューした早熟な人物。

若者の奔放な性や心の疎外感を描く、日本の“ケータイ小説”の走りかのようなスキャンダラスな作風は、当時天才映画クリエイターと持てはやされる一方で、常に賛否両論を振りまいていたように記憶しています。

7月7日にマイケル・ジャクソンの葬儀を控え、会場となるロサンゼルスにファンが集結しているというニュースを観て、『ミスター・ロンリー』のいくつかのシーンがフィードバックしました。

そして続いて浮かんできたのは、ハーモニー・コリンは、本作の主人公が自己投影する人物に「何故マイケル・ジャクソンを選んだのか?」という疑問。
作中では、チャップリンやジェームス・ディーンに成りきる人物も登場し、ヒロインはマリリン・モンローと故人ばかりが出てくる中で、当時健在だったマイケルを主役に据えた理由は何だったのだろう?

映画公開のわずか数年後に訪れる彼の死を、よもや予見していた訳ではないのでしょうが……。


★『ミスター・ロンリー』が今日に投げかけるもの

俳優やスターとして成功した者には、“本当の自分は何者なのか”という命題が常に付きまとっているイメージがあります。

マイケル・ジャクソンもまた、ある種の変身願望を持ち、結果として大成功を果たした人物。
ただ、巨額の富と地位と名声を得て、外見や周囲の反応もめまぐるしく変化したけれど……少年のような純粋な心を持ち続けていたが故の苦悩は計り知れません。

そんなスターの孤独と、その孤独を知らずに自らに偶像を投影する男もまた、自己を見失い孤独に苛まれしまうという皮肉。
『ミスター・ロンリー』の自称マイケル・ジャクソンが、苦悩と逃亡の果てに手にしたものはなんだったのか。

興味のある方は、本作を是非ご覧になってください。

マイケル・ジャクソンというカリスマ失ったことで悲しみにくれる人々にはもちろん、自身の足で生きることに不慣れでに常に拠りどころを求めて生きる人々や、真のコミュニケーション不在が叫ばれる現代人に対して、本作は良かれ悪しかれ、それぞれにとっての“意味のあるメッセージ”を投げかけているように感じます。



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