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2009-05-20 16:12:18
あと1020日目は守本一夫「キャラメルミラクル」と演劇談義
守本一夫/キャラメルミラクル―演劇集団キャラメルボックスの5000日(TOKYO FM 出版)
CaramelMiracle.jpg

ここ数日、読書レビューが続いています。

これには理由がふたつあって、ひとつは本を読む時間が以前に比べて取りやすくなったこと。
ようするに未だ求職中の身でして、良くも悪くも、ちょっとした空き時間(?)を今まで書棚に積み上げていた未読本の消化にあてている訳です。
とはいえ、求職活動以外の数少ない仕事をきちんとこなしているのかというと甚だ疑問で、おそらくは“現実逃避”の結果でしょう。

理由のふたつ目は、ブログネタの選定が難しく、レビューものが得てして書きやすいなと実感していること。
読書や映画レビューはこれまで幾度となく書いていたこともあって筆が進みやすい。
いかにも第三者が読むに値しない個人的な日記をさらすのは得意ではなく、かといって大いに参考となるような教則ネタを書くとなると恐ろしく長文になるし時間もかかる。

1000文字程度のコラムを量産できると、本当は良いのでしょうね。


■10年前の有名劇団の隆盛と課題にふれて

さて本作『キャラメルミラクル』は、1999年に刊行された『演劇集団キャラメルボックス』の取材本です。
著者の守本氏は、演劇集団キャラメルボックスの役者・西川浩幸や菅野良一、プロデューサーである加藤昌史氏が出演した小田和正監督作品『緑の街』のメイキング本の取材・執筆をしたライターとのこと。その時の縁で、前述の加藤氏から指名を受けての出版社企画本のようです。

キャラメルボックスをご存じない方に説明すると、“NHKドラマ『大地の子』で注目され、最近もドラマに舞台に活躍する俳優・上川隆也が所属する小劇団”というのが、一般的に分かりやすいかと思われます(キャラメルボックスファンの「それだけじゃない!」の声が聞こえそうですが)。

年間12万人を動員していた当時のキャラメルボックスを取材し、ターニングポイントとなった演目やエピソード、所属役者・スタッフのインタビューから抽出された“キャラメルボックスのあゆみ”がコラム的に綴られています。

演劇業界の側面やビジネス観点は意図的に端折られているようで、著者・守本氏の視点と主観から「キャラメルボックスに関わる人々の情熱と奇跡のエピソード」が焦点となっています。そのため本作は、どのようにしたらキャラメルボックスのような劇団を作ることができるのか、または“キャラメルボックスの奇跡”発生させるための数値・装置は何か、という点を知りえる参考にはなりません。

代表作のひとつ『不思議なクリスマスのつくりかた』の上演台本(DVD商品はないみたいですね)とともに、キャラメルボックスを知るためのガイドライン本として購入されるのがオススメでしょう。少なくとも、演劇集団キャラメルボックスや演劇に興味のない方にとっては価値の薄い書籍だと思います。

作・演出家の成井豊の劇作に対する一徹なこだわり、演劇界にあって異質の存在であるプロデューサー・加藤昌史のパワー、劇団員の苦楽が、本作に描かれている骨子。自分たちや関係者、何より作品の力を信じることは、あらゆる小劇団にとって欠かすことのできない一要素だと思います。

本作のあとがき冒頭に、「奇跡が起きたのよ。起こらないと思っている人には絶対に起こらない奇跡が」という『サンタクロースが歌ってくれた』(私が最初に観たキャラメルボックス作品)劇中の台詞が紹介されていますが、私や演劇関係者が知りたいのは“奇跡の起こすための手立て”なんですよね。正解はないのでしょうが、どちらかというと演技表現に違和感があってアンチ・キャラメルボックスだった私も、あの作風でしっかりと劇団運営してきた同劇団の“手腕”にはあやかりたい。


■私と演劇のかかわりについて

かつての演劇仲間から公演サイトとWebサイト制作の依頼を請けているのですが、社会人経験を積んで改めて思うことは、“集客マーケティング”や“劇団・役者として売れたい”という観点が欠如している演劇人があまりに多い、ということ。ミュージシャンも同様。芸術活動でもあるので、売れることがすべてでないのは承知しています。
でも、そもそも資産を持っていたりパトロンを得ないことには、活動を続けていくことに限界が生じてしまいます(私が語れることではないのですが)。

キャラメルボックスの足元にも及びませんが、かくいう私も実は“演劇人”のひとりでした。
憧れのひとつだった本多劇場の舞台(大人数参加の企画公演)に立ったのを締めくくりに、私が舞台役者というカテゴリから足を洗ったのが2003年。
あれから6年が経ちました。

「劇団社会人の所属役者になりました」と当時の芝居仲間に言って回っていましたが、会社組織に属することと劇団に属することは似ているという持論があります。
役(役職や肩書き)を与えられ、演出家(上司や経営者)の求めていることを表現する。ときにアドリブを交えて難局を乗り切って、お客様(エンドユーザーや顧客)に感動(共感や信頼感、ファン意識)を与える。
舞台役者をしていた過去があったから乗り切ることができたビジネスの局面は数知れず、「舞台役者で苦労した者はビジネスでもモノになる」という信条を得ています。

演劇人的ビジネスマインドのススメ――近く続きものコラムとしてまとめたいテーマです。

話が脇にそれましたが、本作を一読し、さっそくamazonで関連書籍を検索、『きゃらめる・バラード』『拍手という花束のために』を注文しました。
もう少し、“キャラメルボックスの奇跡”を探ってみたいと思います。

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