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2009-05-29 23:45:09
あと1011日目はゲームセンターの変遷について思うこと
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カテゴリタグ:
ゲーム
マーケティング
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ここ最近、週1回のペースでゲームセンターに夫婦で通っています。
ゲームセンター通いなんて中学生以来、十数年ぶりのこと。
そもそも私は、TVゲームですら「時間ばかりとられて仕事や他の事に支障が出る」という理由で極力手を出さないようにしていたのですが…
ことの発端は、1年ほど前に妻がDSを買ってきたことに始まります。
私も付き合い程度に「脳トレ」系をやりはじめました。
その数ヵ月後、会社の忘年会だかの景品で当ててきたといってPSPを手にした妻は、「モンスターハンター」に手を出しました。TVのCMを見たことがあってプレイ時間が長いゲームであることを知っていた私は「RPGは勘弁」とPSPには触らないでいたのですが、「モンスターハンターを一緒にやってほしい。一緒にやらないとクリアできないところがある」とせがまれ、今年はじめにとうとう2台目のPSPを買うはめに。
週に1回なら、という制約で「モンスターハンター」を通信プレイ(?)し始めたのですが、これが意外と面白い。
私が楽しそうにゲームをやり出したことに味を占めたのか、今度は「メダルゲームをやりたい」と言い出すようになり、たまたま車で数分のところに大き目のゲームセンターが出来たこともあって、週末に足を運ぶようになったのです。
■メダルゲームに狂喜!
「面白いタイプのメダルゲームがあるらしい」と事前リサーチ済みだったらしく、案内されたゲームが『ガリレオファクトリー』。
レバー付きのハンドルをぐるぐるとまわしてメダルを飛ばす、という点が新しいらしく、旧来のメダルゲームしか知らなかった私にしてみたら、パチンコのようなスロット画面やボーナスゲームがあること自体新鮮で、しかもペアシートで5組10名(?)が遊べるようになっている筐体のスケールにもびっくり。

▲ぱっと見は大型のメダルゲーム機ですが、筐体上部のレール上にカラフルなボールがコロコロ転がっています。

▲JACKPOTに成功するとエリア内はボールだらけに、メダルも1000枚以上ジャラジャラと…
2枚目の写真の通り“ビギナーズラック”で大当たり、いきなりメダルを1000枚以上獲得することになって大いに楽しむことができました。
※ゲームの詳細は『ガリレオファクトリー』公式サイトでチェックしてください。
※公式サイトに『ガリレオファクトリー』を設置している全国ゲームセンターの一覧があります。近所にあるか、興味を持たれた方はチェックしてみてください。
■トレーディングカード&オンラインゲームにも熱中!
メダルゲームと併せてハマっているのが、「トレーディングカード&オンラインゲーム」。
このタイプのゲームは種類が豊富で、ガンダムやら三国志やら麻雀もあればサッカーもあるのですが、私のお気に入りは『BASEBALL HEROES2008制覇』というプロ野球もの。
ゲームが終わると選手カードが出てきて、12球団のお気に入り選手ばかりを集めた夢のチームが作れるという趣向。実際にボタンを押して球を投げたり打ったりすることなく、淡々と指示を出していくのですが、『ベストプレープロ野球』や『プロ野球チームをつくろう』に熱中した過去を持つ私にはまさにツボ。

▲画像をクリックするとゲーム画面が大きく表示されます
まだ始めてから3週間ほどですが、既にこのゲームだけに¥20,000-近く投入してしまいました。シリーズ4作目らしいので、もっとやり込んでいる方は多いかと思いますが…
結果、↓ご覧の有り様です。

■ゲームセンターの変遷について思うこと
長々と書きましたが、つまるところ何を思ったのかというと、「ゲームセンターの客層が少し変わったなあ」「客単価が上がったなあ」という2点。
前者は、プリクラやUFOキャッチャーが流行った頃も同様でしたが、メダルゲームコーナーに女性やカップル客が多いなあ、と。
『ガリレオファクトリー』をはじめペアシートを設けているゲームもあって、カップル率もそこそこ。お店のつくりやいくつかゲームを眺めてみても、女性やカップル客をターゲットにしているんだなあ、というものがチラホラ。
私の中学生当時、学生やらフリーター連中が殺気立って格闘ゲームばかりに興じていた時代と、明らかに雰囲気が違うと思った次第です。
で、後者の「客単価」について。
いわずもがな「トレーディングカード&オンラインゲーム」の種類の多さ。大型筐体が多いですね。
それでもって1ゲーム200円だとか、高いもので500円だとか。
トレーディングカードのコレクション性もあって、1回足を運ぶと平気で2000円くらい投入してしまう印象。
これらゲームセンター風景の変遷は、当然アミューズメント業界や各種ゲームメーカーがリサーとしてアタマをひねらせて試行錯誤した結果だと思います。
コンシューマーゲームが主流の時代にあって、アーケードゲームもまだまだ健闘している。
マーケティングって大切だなあ、マーケティングと企業努力次第で風景は様変わりするんだなあ、とつくづく感じました。