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2009-06-18 08:47:07あと991日目はエミネムVSブルーノの顛末
- カテゴリタグ: ニュース 映画レビュー マーケティング
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本当に、この二人はよくやるよ、と思う。
この二人とは、新作『Relapse』をひっさげてプロモーション中の白人ラッパー、エミネムと、カザフスタン人レポーター「ボラット」に扮してロケ先各地を混乱させたサシャ・バロン・コーエンのこと。
Yahoo!をはじめ様々なニュースサイトやエンタメサイトに取り上げられたのでご存知の方も多いだろうが、『MTVムービー・アワード』での両者の“バトル”は見ものだった。
YouTubeに投稿された動画は多くが削除されてしまったため、ニュース番組で報じられている映像と、ニュースサイトの情報辿って“ことの顛末”を追いかけていくことしかできないが、この騒動の結果どちらの新作に軍配が上がるのか興味深い。
★MTVムービー・アワードにて
“バトル”について、サイトから拾った画像と簡単な説明でおさらいしておこう。
サシャ・バロン・コーエン演じるブルーノが天使(?)に扮したプレゼンテーターとして、会場に宙吊りされた形で登場。
会場内を宙吊りにされたまま移動していたところ、ハプニングが起きて頭を下に、きわどい下着を丸見えにさせたまま、あろうことか会場にいたエミネムに向かって降下。
股間をエミネムに押し付ける形になり、エミネムのとりまきが慌てて引き剥がす。
この行為に起こったエミネムが、怒り心頭、本番中にも関わらず会場から出て行ってしまう。
【オマケ】このやりとりに大笑いのキャメロン・ディアス。
…というもの。
ニュースサイトでは「エミネム激怒」という第一報が報じられ、後から「あれはヤラセだった」と追加報道されるのだが…
真相はさておき、映像を見る限りでは明らかに“打ち合わせ済み”のやりとり。
宙吊り状態のまま、エミネムのとりまき連中に右へ左へとくるくる投げられるコーエン(ブルーノ)の姿が滑稽だ。
当然、会場にいた観客やタレントにはこの“イベント”は事前に伝わっておらず、宙吊りのコーエンに受賞をコールされたザック・エフロンの引きつった顔が何とも言いがたい。
エミネムも新作のプロモとはいえ、あんな汚れ仕事を請ける必要があったのか、という声もある。
だが、彼のPVや過去の言動を見る限り、意味のあるナシに関わらず“イベント好き”であることは間違いない。
両者ともに単なる“お騒がせ”なので、まともに取り合うだけ無駄だろうが、今回の仕掛けがどう効を奏するのか、成り行きを見守っていきたい。
収益で言えば、『Relapse』は発売初日で既に全米1位を獲得するなど、久々の新作アルバムとあってエミネムに軍配が上がるのだろうが、一方の『ブルーノ』は前作を上回る結果につながるのか。
★新作『ブルーノ』について
サシャ・バロン・コーエンの新作とは、これまでの写真の通り、ゲイのオーストリア人スタイリストに扮して『ボラット』同様にロケ先を暴れまわる『Bruno(ブルーノ)』のこと。
イギリスのTVシリーズでは、ボラット、ラッパーのアリGと並んでお馴染みのキャラクターらしく、彼の力量を賞賛するファンは日本にも多く(mixiのコミュニティでは2006年時点でブルーノの話題も)、ブルーノのお騒がせっぷりを動画サイトでも堪能することができる。
ブルーノは、ボラットの風貌とは似ても似つかない、中世的魅力にあふれたイケメンスタイリスト。
日本人にはわかりづらいが、ドイツ訛りの発音が特徴で、口癖は「バッツ・アップ?(What's up?元気してる?)」だ。
前作で笑い転げた人はもちろん、ボラットから一転ブルーノのビジュアルにうっとりな方々にもオススメしたい。
この手のコメディは好みが分かれるので、お口に合うかどうかの保証はできないが。
アポなし・素人いじりのお騒がせコンセプトは相変わらずで、公開を前に既に訴訟も起こされているらしい。
色々な意味で、注目の一作だ。